逆子の出産 〜帝王切開〜
A帝王切開の場合
帝王切開手術の方法は、
お腹は縦に切るか、横に切るか、病院によって違います
縦に切ったほうが手術にかかる時間が短く、
次の出産も帝王切開だった場合、手術がしやすいそうです
ただ、横に切った場合は、縦に切った場合に比べて
傷あとは目立たないようです
お腹を縦横どちらに切ったとしても、
子宮は横に切って赤ちゃんを取り出します
一般的には下半身麻酔が多く、
誕生時の産声を聞くことが出来ます
その反面、切られたり縫われたりといった感覚も分かります
手術は1時間ほどかかり、
経膣分娩よりは短いのですが、切開部分が大きいため、
その後の入院は長くなることがあります
一度帝王切開で出産をすると、
次も帝王切開で出産となることが多いようです
経膣分娩でないと、赤ちゃんへの愛情が不足してしまうとか
親子の絆が薄まるのではないか、などといった
心配が聞かれますが、そんなことはありません
出産はあくまでスタート地点
そこから長い育児の道が続いているのです
また、あらかじめ手術の日時が決まっていることで
旦那さんや周囲の人が都合を合わせて立ち会える、
といった利点もあります
いずれにしても、かかりつけの医師とよく相談し、
不安なことはなんでも話して
納得した上で出産に臨むと良いでしょう
赤ちゃんとお母さんにとって、
一番安全で幸せな方法をとりたいですね